2014年12月1日月曜日

戦記3巻p432〜 銀竜

DRAGONS OF WINTER NIGHT p240

“Will I be punished?”
“Some would say you are being punished right now, Silvara,”
“As the choice was up to you, so is your punishment.”

戦記3巻p432

「わたしは罰を受けるのでしょうか?」
「そなたはもう、今、罰を受けているともいえよう」
「選ぶのがそなたであったように、罰もそなたが決めること」

“Or is it a weakness? To love…”

「本当に弱さなのでしょうか、愛することは……?」

The shadow Silvara cast upon the wall was not the shadow of a young elfmaid.
It was the shadow of dragon.

 シルヴァラが壁に落とした影は、若いエルフの乙女の影ではなかった。
 それは、ドラゴンの影であった。

“To Theros of the Silver Arm,” she said, “I give the power to forge the dragonlance.”

「銀の腕なるテロス・アイアンフェルドよ、汝にドラゴンランスを鍛える力を授けます」

***

「〜なる」「汝」「授けます」のような物々しい言い回しが、原文では如何に?と楽しみだったんですが、至ってシンプルに”I give”だったのでちょっぴり残念でした。 ”bestow”(授ける、捧げる)とかいろいろ想像してたんですが。ここはこの平易な文をこのように訳す訳者にまたもや拍手、というところでしょうか。

 結局「樹海の緑竜の書」+「氷壁の白竜の書」で17回。3巻は長いからしょうがないんですが。いよいよ盛り上がってくる「尖塔の青竜の書」からは、執筆中の二次創作にも絡んでくるのでがっつり読まねばなりません。今年中にどこまで行けるのか…。

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