「城砦の赤竜の書」はさくさく行きますよ!
でないと最後(消えた月の竜)まで何年かかることやら…
DRAGONS OF AUTUMN TWILIGHT p281
”Touch me not!” Raistlin hissed, drawing back. “I am magi.”
戦記2巻p35
「ぼくに触れるな」レイストリンは身をかわして鋭く言った。「ぼくは魔導士だ」
“If every man wearing red robes was a magician, this country’d be overrun with rabbits!”
「赤いローブの男がみな魔術師だったら、この国はウサギだらけになっとるわい」
***
ここでもうさぎ。どこでもうさぎ。
“What is the kender to me?”
「ケンダーがぼくにとってなんだと言うんだ?」
He looked almost pleadingly at Raistlin. The magician appeared to shrug.
“I will come peacefully,” Raistlin whispered, his golden eyes gleaming. “Just do not touch me.”
“No, of course not,” Toede muttered.
かれはほとんどすがるような目つきでレイストリンを見た。魔法使いは肩をすくめたようだった。
「ぼくはおとなしく行きますよ」レイストリンはささやいた。金色の目が光っている。「ただ触らないでもらいたいだけです」
「よかろう、もちろんだ」トードはもごもごと言った。
“Know this!”
“I have cast a spell upon our belongings. Anyone who touches them will be slowly devoured by the great worm, Catyrpelius, who will rise from the Abyss and suck the blood from your veins until you are nothing more than a dried husk.”
「よく聞け!」
「ぼくはみんなの持ち物に呪文をかけた。これに触れる者は誰であろうと、奈落から立ち現われる大長虫キャティルペリウスにゆっくりと貪られ、血を啜られて干からびてしまうであろう」
***
みんなのアイドル、大長虫キャティルペリウス。トード長官をおののかせ、すっかり場の主導権を握っちゃってるレイストリン。なるべく偏らないように、とは思っても、こうも見せ場続きじゃあ困っちゃいます。
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