Riverwind was willing to die for his faith. It seems I must be willing to live--even if it means living without him.
戦記1巻p311
リヴァーウィンドは自分の信義のためなら喜んで死ぬだろう。私は喜んで生きなくてはならないらしい――それがあの人なしで生きることを意味したとしても。
I will go forward, mother--though if Riverwind dies, my heart dies, too. I ask only one thing: If he dies, let him know, somehow, that I will continue his search.
わたくしは前へ進みます、おかあさま――もしリヴァーウィンドが死ねばわたしくしの心も死ぬのですけれど。ひとつだけお願いをします。もしあの人が死んでも、わたくしがあの人の探索を続けることを、どうにかして知らせてあげてください。
“Do not be ashamed of your questioning, beloved disciple. It was your questioning that led you to us, and it is your anger that will sustain you through the many trials ahead. You come seeking the truth and you receive it."
「愛しい僕よ、そなたの抱いた疑いを恥じることはありません。その疑問がそなたをわたくしたちのもとへ導き、その怒りがこれから待ち受けている多くの試練にそなたを耐えさせるのです。そなたは真理を探し求めてきましたから、それを授けましょう」
“The gods have not turned away from man--it is man who turned away from true gods.”
“To gain the power to defeat them, you will need the truth of the gods, this is the greatest gift of which you were told.”
「神々が人間に背を向けたのではありません――まことの神々に背を向けたのは人間のほうなのです」
「かれらを破る力を得るために、そなたは神々の真理を必要とするでしょう――これこそそなたが告げられた最大の賜り物なのです」
“I don’t understand any oh this! Reorx is one of the ancient gods, presumably. We have worshiped him since before the Cataclysm.”
「わしには今度のことはどれも理解できん!レオルクスはいにしえの神々の一人だ、おそらく。わしらは<大変動>以前からレオルクスをあがめてきたぞ」
“Worship?” Tanis asked. “Or cry to him in despair because your people were shut out of the Kingdom under the Mountain.”
「あがめて?」タニスが尋ねた。「というより、泣きごとを言ってきたんだろう、<山の下の王国>から一族が閉め出されたんだからな」
“The elves are no better. We cried to the gods when our homeland was laid waste. We know the gods and we honor their memories--as one would honor the dead.”
「エルフ族も似たようなものだ。おれたちは故郷の地が荒廃したときに、神々に泣きごとを言った。おれたちは神々のことを言い伝えでしか知らず、神々の記憶を讃えるだけだ――死者を讃えるように」
***
私は進化論者で、神が人を創ったのではなく人が神を作ったのだと考えています。そしてなぜ人が神というものを求めずにいられないのか、なぜ進化の過程で人の心に神という概念が生まれて来たのか、を知りたいと思っています。その一環として、フィクション世界での神々の描かれ方にも関心を抱いています。
のちの話になりますけど、そもそも何故<大変動>が起きなくてはならなかったのかがまず不思議です。あんな目に遭ったら、そりゃあ信心なんて失いますし、古い神々の名なんて忘れられて当然ですよ。それでも一部の人々は、あの伝説3巻の疫病の村の司祭や、真面目なシーク教徒は必死に祈り神々を探し求めたに違いないのに、何故答えはなかったのでしょう?
クリンの神々は、正しい知識を持つものの祈りでなければ聞き届けてはくれないのでしょうか。無知なものが、どれほど真摯に祈ろうとも無駄ですか?
Tasslehoff had his hoopak and a small dagger he had discovered. He was very proud of it and was deeply wounded when Caramon told him it would be of use if they ran into any ferocious rabbits.
タッスルホッフはフーパックと、自分で見つけた小振りの短剣を持っていた。かれはその短剣がたいへん自慢だったのに、キャラモンから、おっかないうさぎが出たときだけそいつで頼むぜなどと言われて深くきずついた。
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天下の名刀「うさぎ殺し」がここで登場しました。
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